『WELCOME HERE KIND STRANGER / PAUL BRADY』に寄稿しました

THE MP BOOKS様の「アイルランド音楽名盤ガイド」の第一弾『WELCOME HERE KIND STRANGER / PAUL BRADY』に寄稿させていただきました。

11月27日(日)に開催される「秋のケルト市」にて先行販売されるそうです。ケルト音楽好きの方、ぜひお手に取ってご覧ください。

私は『The Lakes of Pontchartrain』の歌詞に基づいて、水彩フルカラーでショート漫画を寄稿しております 🙂

とても久しぶりにカラーを描いてみた

こんばんは、都倉です。
すごく久しぶりにカラーを描きました。ふと「使いこなせなくてお蔵入りになってた液タブ、使ってみようかな?」と思い立ち、繋げてみたら思いのほかいけたので、練習がてら描いてみました。
液タブを繋いで作業環境を超アップデートしました話はまたそのうち。

結局ネームに追われていてカラーどころか絵もほとんど描けていません。
仕事の研修で1ヶ月ほど集中的に色鉛筆を使っていたことがあって、そのときの知識がかろうじて生かされてる感じです。

初学者にとってカラーの何が難しいかというと、原色しか見えていないということだと思います。
絵の具や色鉛筆の基本色しか概念として知らないので、赤にもいろいろ種類があるとかいうことが、感覚的にわからないのです。

色彩も結局は理屈なので、知識として知っていないと表現できないものもたくさんある感じがする。
たとえば、反射光なんていう言葉は絵の勉強を始めるまで知りませんでした。何か別の物体の色が反射して混じっていることです。
「光には反射光が存在します」ということを知識として知らない限り、反射光って見えないと思うんだけど……。見えないよね……?
反射光というものが存在するらしいよ、と知った瞬間から、「ああそういえば、ここの面、赤だけどなんか青味がかってるね。あ、空の色が混じってるのかあー」みたいに、一気にいろんな色の存在に気づくという。生きていく上で複雑な色味を知覚できる必要はないので、普段は赤なら赤一色で処理しちゃってるんだと思うんですよね。そのほうが効率的ですしね。

絵って「知識として知らない限り見えない」ものがめちゃくちゃ多いなと思うんだけれど、絵に限らずすべての物事がそんなもんですよね。

都倉でした。

結局アナログのほうが早い説

これまでずっとネームをiPadで制作していましたが、最近アナログに戻しました。

iPadは作業領域が狭いので、レイヤーを表示するだのしないだのといった細かい操作に大分時間を取られていたようです。おそらく一動作は5秒とかなんだけど、塵も積もればなんとやら。

アナログにしたら「消しゴムをかける」くらいしか絵を描く以外の作業が発生しなくなったためか、早くなりました。

画像は没ネームです。

水彩の楽しみを再発見中

こんにちは、都倉です。
定期的に活動報告を掲載していこうと思いますので、たまに覗いてみていただけると嬉しいです。

「漫画を描きたい!」から絵を描き始めて、2021年5月で早三年経ちました。
その間、漫画の勉強に特化してもっぱらモノクロばかり描いていたのですが、ついに重い腰を上げてカラーの勉強も始めました。というわけで、水彩絵の具を選択。

水彩を選んだのは、デジタルが苦手という後ろ向きな理由と、混色の理屈がわかりやすいアナログ画材で学びたかったから、という理由があります。

「何色と何色をどのくらい混ぜるとどんな色になる」という基本がすっぽ抜けている人間にとって、無限の色彩パレットみたいなデジタルはとにかく難しい……。その点アナログの画材は限られた、基本色から色を作り出していくので、幾分とっつきやすく感じます。

そんなわけで1枚練習で描いてみました。